二重行政のムダってなに?


大阪市を廃止して、特別区を設置するかを決める住民投票、期日前投票が開始されて1週間になります。

さて、維新の会など廃止推進派は、「今回の大阪市廃止、特別区設置は二重行政の解消のためだ」と言っています。

これまで、大阪市と府がいがみ合ってきたためにムダが沢山あったと、配布しているハンドブックや街頭で主張しています。

2重行政の象徴?

2重行政の象徴?どっちもムダやん!

その、代表格がWTC現咲洲庁舎とりんくうゲートタワービルだということです。

ですが、これらはバブル時代に府・市もゼネコン浪費開発にのめり込んで建ててしまったもので、二重行政ではなく、政策の失敗です。どちらか片一方ならばよかったという話ではありませんし、一本だけでも大きなムダです。

夢洲に建設が予定されていた、大阪メトロの大きなビルも今は計画がストップしていますが、コロナでインバウンドの先行きも見えない中、建設を強行すれば、第3のムダなビルが建つことになります。

ムダを生むのは、行政ではなく政策なのです。

次に二重行政とやり玉にあげられているのが、大阪府立中央図書館と大阪市立中央図書館です。

いったい、図書館のどこががムダなのか、隣り合って立っているわけでもなく、府立中央図書館は東大阪市、市立中央図書館は西区北堀江と遠く離れていますし、当然、府と市では管理する範囲が違います。たまたま同じ年に開館しただけで、ムダなのでしょうか?

図書館は、文化の維持、発展には欠かせない施設です。地域の人々が本を身近に感じたいときには、気軽にいけるスポットでもあります。こうした重要な施設を二重行政のムダというのは、あまりにも軽率ではないでしょうか。

このようなやり玉に挙げられている図書館以外に、病院や高校、大学など市立と府立両方あっても問題ない施設でも、維新は二重行政だと言って切り捨ててきました。地域住民のサービス向上をうたうのであれば、こうした施設は必要なはずです。

そもそも、松井市長自身、8月末の時点で「二重行政は存在していない」と語っています。

維新が繰り返し言っている「存在しない」二重行政の解消のために、大阪市を廃止させていいのでしょうか。

投票にいかずに「賛成」が1票でも多数になれば大阪市は廃止されます。2度ともとにもどれません

区役所で午前8時30分から午後8時まで期日前投票が出来ます。

都構想がわからない場合や悩んでいたら、「反対」で投票しましょう

 

 

 

 


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