特別区設置のこれほんま?2
大阪市を廃止して、特別区を設置するかどうかを決める住民投票の投票日まで、10日となりました。
維新の会は「特別区を設置したら、身近なことは自分たちで決められて、きめ細やかな住民サービスにつながる」と言っています。
では、特別区になったら実際のところどうなのか?
つい先日、松井市長自身が記者会見の中で答えていました。
Q:特別区長がカジノ建設に反対をしたらどうするのか?
松井市長:カジノを予定している港湾地区の権限は大阪府知事にあるので、特別区長の考えが知事と違うからといって、事業が停止したり、遅れたりすることはありません。
つまり、特別区になれば、これまで自分たちで決定していたことが出来なくなってしまう。ということを松井市長自身が認めたものです。
また、維新の会は、市民サービスは向上といっていますが、かつて、赤バスを廃止し、市バスの路線削減、減便を行ったのは維新の会・公明党です。こうした「前科」がある維新の会がサービス向上、と言って誰が信用するでしょうか?
昨年9月の法定協議会では「(協定書に)住民サービスを低下させない。敬老パス…子ども医療費助成などの維持」明記を、との意見に松井一郎市長は「協定書に書ききっても、担保できない」と拒否しました。協定書では2025年1月1日以降は各特別区長がサービスを維持するかどうか判断することとなっています。
このような大阪市の廃止と特別区設置にはきっぱりと反対しましょう!
投票にいかずに「賛成」が1票でも多ければ大阪市は廃止されます。二度ともとにもどれません。
区役所で午前8時30分から午後8時まで期日前投票が出来ます。
都構想がわからない場合や悩んでいたら、「反対」で投票しましょう。