西淀川区新佃公園前で住民投票についての懇談会を開きました!


台風14号もどうにか直撃せず、予定通りに新佃公園前で都構想についての懇談会を開催することができました。

懇談会では、元大阪市議の北山良三氏から大阪都構想についての説明があり、その後、参加者から疑問や質問が寄せられ、北山氏から丁寧な説明がありました。

まず、一番はじめにこの「大阪市を廃止して特別区を設置する」都構想の目的が大阪維新の会の言っている二重行政の解消による無駄遣いの削減ではなく、「IR・カジノ」の実現のために使うお金ほしさから、政令指定都市のお金を狙っているということが説明されました。

その上で、府・市による無駄遣いは確かにあったが、それは二重行政が原因のものでなく、バブル時代に立案した計画を見直すこともなく、ゼネコン優先で進めた結果だとして、大阪維新の会がしきりに主張している「ムダ」の正体は単純な二重行政によるものではないと語りました。

また、小学校統廃合問題や市民サービスの低下の懸念についても語り、小学校の統廃合は今年の2月に条例改正によって決められたが、これは特別区の出費を減らすためのもので、対象となる児童のことなどは考えられておらず、政府も検討を進めている少人数学級の実現にも逆行していると指摘。市民サービスの低下については、TV討論の中で公明党の議員がアナウンサーから「いつごろまで、市民サービスを維持できるのか」と聞かれ「2025年1月1日までは間違いないが・・・」と答えに窮するなど、特別区設置後は市民サービスの維持が補償されないことも明らかになっています。

最後に北山氏は「大阪市を廃止したら二度と、政令指定都市には戻れない。」「内容が分からないからといって、白紙委任や白票を投じたり棄権するのではなく、内容がわからないのであれば、一度しっかりと反対をして立ち止まることが必要。そのためにも、周囲に投票に行って『反対』を投じることが必要です」と訴えました。

途中、風が強くなったり、雨が降り出したりといった場面もありましたが、最後は晴れ間が広がり、大阪の明るい未来を示しているようでした。市の説明会が開かれていない西淀川区では、これからも住民投票についてのミニまちかど懇談会を開いていきます。

※今後の予定は以下のようになっています。お誘い合わせの上ぜひご参加下さい。

 


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