コロナ感染拡大防止と支援対策の強化へ ――西淀川区長に緊急要望書を提出
大阪市をよくする会西淀川連絡会(=北山良三事務局長)は、大阪市におけるコロナ感染の急拡大という状況をうけて、12月11日、中島政人西淀川区長に対し、PCR検査センターの設置、医療・介護・教育・保育に従事する職員・利用者の「社会的検査」の実施、区役所内にワンストップのコロナ相談窓口の設置など8項目の緊急要望書を手渡し懇談しました。宮本たけし前衆議院議員も参加しました。
北山良三事務局長が要望内容を説明し、参加した医療、福祉、労働各分野からコロナ禍による区民や医療崩壊になりかねない実情が報告され、行政の積極的な対応を求める声が相次ぎました。
中島区長は、検査センターの設置などについては、「気持ちとしては私も非常にあるが、大阪府が中心になって、大阪市を最小単位で方向性を決めているので、西淀川区だけの判断でというのは難しい」と述べるにとどまりました。同席した副区長は、生活保護制度や無料・低額診療事業の広報の重要性にも触れつつ、「区民の生活、感染拡大防止に引き続き協力をお願いしたい」と述べました。
宮本たけし前衆議院議員は、「人の命に関わる事態が進んでいる。緊急事態だという認識で、市民の命を守るためにどうするのか、よく考えて対応してほしい。私も国の政治を動かすためがんばりたい」と発言しました。