「ポストコロナに子どもと学生に希望を!」――宮本たけし氏が「宮本プラン」を発表


左から、北山良三元大阪市議、寺戸月美大阪市議、宮本たけし前衆議院議員、長岡ゆり子大阪市議、瀬戸一正前大阪市議

 

宮本たけし前衆議院議員(大阪5区国政対策委員長)は7月15日、大阪市役所で記者会見し、「ポストコロナに子どもと学生に希望を届ける宮本たけしプラン」を発表しました。

「宮本プラン」は、その主な内容として、「教職員を思いきって増やし、20人程度の少人数学級の実現を」「学費半減など学生への経済的支援の抜本的強化を」の2つの主張をかかげ、その必要性、財源について明確にしめしています。

少人数学級について「宮本プラン」は、大阪市の基準である1クラス40人(小学1・2年生のみ35人)では、「3密」がさけられないとし、世界の常識である1クラス20人程度少人数学級を実現することを求めています。大阪市では、小中学校あわせて5395人教員を増やせば、20人学級に移行でき、必要額は448億円だと紹介し、大阪市が保有する財政調整基金の3分の1をとりくずせば可能だと、財源も示しました。関連して、大阪市が今年2月に強行した11学級以下のすべての学校を統廃合の対象とする「小学校統廃合条例」は、まったく逆行するものだときびしく批判しました。

大学の学費半減について「宮本プラン」は、宮本氏の衆議院議員時代の国会質問をうけて、政府が「大学学費の段階的無償化」を定めた国際条約の留保を撤回したことを紹介し、「学費無償化は政府の国際的責任」だと強調。その上で、大阪市立大学で16億円、府立大学を含めても31億円で学費を半額にできるとし、その実現を強く迫っています。記者会見で宮本氏は、「前回の『大阪都』構想の住民投票には32億円かかった。32億円を使うくらいなら学費半減こそ実現すべきだ」と訴えました。

 


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