「戦争法案強行採決するな!」――西淀川区で4回目の集会とドラムデモに160人
9月9日夜、西淀川区内で6月から毎月1回実施している「戦争法案あかんドラムデモ」の4回目がおこなわれ、若者から高齢者まで約160人が参加しました。主催は憲法改悪阻止西淀川共同センターを中心とする「戦争あかん」西淀川実行委員会。
集会では区内の民間保育園で働く青年保育士らが訴えました。戦時中、特攻隊基地があった鹿児島県知覧町出身で、今年4月から区内で働いている保育士は「特攻で命を落とした方の中には10代の若者もいました。この法案が通ると自衛隊員、若者が戦地に行くことになります。外交で解決できないのでしょうか」と訴えました。
デモは今回はじめて新しいマンションが多く建ち並ぶ地域で行いましたが、ドラムのリズムにあわせて「戦争法案絶対廃案!」「強行採決やめろ!」と怒りの声を響かせると、マンションのベランダから多くの方が手を振ってくれ、マンションや沿道から自作のプラカードをもって飛び入りで加わる方もいました。また、中学生なども「戦争反対!」とコールしながらデモに参加するなどデモの隊列が180人にも増える行進になりました。
憲法改悪阻止西淀川共同センターは、採決が強行されようとしている16日は、区内全域での路地裏パレード・全駅頭宣伝をよびかけ、14日から主要4駅頭での連日宣伝を計画しています。