一人ひとりの生徒に寄り添う西淀川高校の努力をテレビ局も報道(2013.8.6 TBS VOICE)
大阪府教育委員会は9月3日、西淀川高校(西淀川区出来島3丁目)と能勢高校(能勢町)の2校を再編整備の対象校とする方針案を決めました。
ただし、西淀川高校の生徒募集を停止するかどうかは、来年度の志願動向を見極めた上で、今年度中に決めるとし、結論を先送りしています。これは、西淀川高校のOBや父母、地域のみなさんが、西淀川高校を支える会を発足させて、「なんとか存続させてほしい」と1万3688人から署名を集め、7月16日に府教委に提出するなどの真剣な運動の成果だと言えます。
※日本共産党大阪府委員会はこの問題について声明を発表しました。ぜひお読み下さい。
松井一郎府知事はこの決定をうけた会見で、「魅力のない学校で定員にも満たず、その学校に通うことは生徒にとって自身の成長につながらない」「公立はつぶれないというところにあぐらをかいて自分たちの学校の魅力をつくっていない。その結果が3年連続定員割れにつながる」などと暴言を吐きました。
松井知事のこの発言は、事実とも違いますし、魅力あふれる西淀川高校をめざして頑張ってこられた生徒たちや教職員、PTAのみなさん、地域のみなさんの思いを踏みにじるものです。松井知事は知事としての資格が問われています。
日本共産党西淀川此花地区委員会は、党府会議員団とも連携をとりながら、西淀川高校の存続を願う区民のみなさんとご一緒に引き続き奮闘する決意です。