「に~よんバス」存続求め副区長と懇談──区も存続に前向き
28日、来年3月末の打ちきりが決まっている西淀川区の赤バス代替バス「に~よんバス」の存続を求め、「西淀川区民の足を守る会」のメンバー7人で、阪田副区長はじめ区役所幹部と懇談をおこないました。
私たちは次のような意見と要望を伝えました。──▼「『に~よんバス』そのものについて改善してほしい点もあるが、とにかく今は継続してほしい。その一点だ」(西淀川年金者組合)。▼「区民から署名ハガキが880筆分も返送されてきた。区民の関心は非常に高い」(西淀川医療労組)。▼「公害患者も高齢化しており、移動の足が奪われるのは深刻だ」(公害患者会)。▼「『に~よんバス』をお買い物バスとして存続させれば、地域経済の活性化にもなる」(西淀川民主商工会)。▼「高齢者だけでなく若い世代からも存続させてほしいという声が多数ある。全世代的な要求だ」(日本共産党)。▼「返送されてきた署名ハガキに書き込まれている区民の声をコピーしてお渡しした。ぜひ読んでほしい」(西淀川労連)。
区役所の側からは、「みなさんの声を重く受け止め、なんらかの形で存続させる方向で検討したい」との前向きな考えが示されました。法的な規制や少ない予算というしばりがあるもとで、どのような形で存続させるか知恵を出し、年内には区民に告知してほしいと重ねて要望し、皆川弘志事務局長が2280筆の署名を阪田副区長に手渡しました。(HH)