「に~よんバス」をなくさないで!!
日本共産党も加わる「西淀川区民の足を守る会」が、署名ハガキつきのビラを作成しました。
「に~よんバス」の運行存続を求める署名です。ぜひご協力をお願いいたします。
大阪市の橋下徹市長は、赤字を理由に今年の3月末で「赤バス」を廃止したのですが、これに対して多くの区民から、高齢者や障害者にとってなくてはならない「赤バス」を存続させてほしいという声がひろがり、西淀川区長は民間の運送業者に委託して、「に~よんバス」を独自に走らせることを決め、今年4月から区内を走っています。
しかし、これは1年限りで来年(2014年)3月末には廃止されてしまいます。
そこで「西淀川区民の足を守る会」では、西淀川区長あてに「に~よんバス」の存続を求める要望署名にとりくむことにしたのです。
「利用者が少ないバスを走らせる意味があるのか」「税金のムダづかいではないか」との声もありますが、実際に「に~よんバス」がなくなれば、病院にも買い物にも区役所にもどこにも行けないという一人暮らしの高齢者は多くいらっしゃいます。利用者が少ないのは、一方向にしか走らないなど使い勝手が悪いからではないでしょうか。
橋下市長は今後、市バス路線をすべて民営化することもねらっており、そうなれば赤字路線はやがて縮小・廃止されていくでしょう。今後さらに高齢化は進んでいきます。いま元気に歩き、自転車や自動車に乗ってどこにでも移動できる方も、いつかは足腰が弱ります。市民の移動する権利を守るのは行政の責任です。高齢者や障害者が家に閉じこもる活気のない街にしないためにも、いま声をあげていきましょう。