消費税は今からでも中止できる!


P1010131 日本共産党も加わる「消費税増税反対西淀川連絡会」主催による学習会を11月19日(火曜日)に開催し、50名以上の参加者の皆さんと一緒に学習しました。講師には、日本共産党大阪府委員会副委員長の清水ただしさんをお迎えしました。清水ただしさんは、笑いを交えながら次のような話をされました。

《清水ただしさんのお話》

清水さんは、「消費税が導入されて24年がたったけれども、『社会保障のための増税』はデタラメでした。年金引き下げで老後の生活資金が減少、介護保険制度の導入で負担増、特養老人施設に入所できない方が20倍に増加し、来年春からは70~74歳の医療費窓口負担が1割から2割へと引き上げられます」と事実を示しました。
また清水さんは、「安倍首相は、8%へ増税すると景気が悪くなる、だから6兆円規模の景気対策を実施するというけれども、だったら増税しなければいいだけのことです」と批判し、政府与党の3つの景気対策のデタラメさを指摘しました。「1つ目は、大企業の法人税減税。2つ目は、東京オリンピックを口実にした大型公共工事。3つ目は、復興法人税廃止の1年前倒しです。どれもこれも〝大企業中心〟で総額270兆円の内部留保金がさらに上積みされて大企業が喜ぶ対策ばかり。勤労世帯の可処分所得は15年間で100万円以上下がり、中小零細企業は販売価格に消費税を転嫁できずに、廃業・倒産が激増しています」とのべました。
最後に清水さんは、「『増税反対』と『来年からの増税反対』を合わせれば、国民の7割が増税に反対です。増税中止の一点で幅広い共闘をすれば、政府与党は国民主権を無視した増税は強行できません。この一点でみんさん一緒にたたかいぬきましょう」と締めくくられました。

《参加者の声》
  • 70代男性「消費税と社会保障改悪が手に取るようによくわかった。今でも少ない年金で苦しい生活をしているのに、これ以上増税されたらたまらん。絶対に増税中止に追い込みたい。」
  • 80代女性「たくさんのお金を持っているお金持ちや大企業に減税して、細々と暮らす庶民ばかりに負担を求める今の政治は間違っています。消費税は仕方がないかな?と思っていましたが今日の話を聞いて考えを変えました。消費税増税反対!みんなのために頑張っている共産党さんを応援します。」

(小林)


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