学校選択制、中学校給食、幼稚園民営化──「大阪市の教育を考えるつどい」に参加してきました!

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 朝から土砂降りの雨が降った3月30日(日)午後、此花区でひらかれた「大阪市の教育を考えるつどい」に参加してきました。今日はその内容や感想をレポートします。主催したのは西大阪教職員日本共産党後援会。西淀川区、此花区、福島区の大阪市立学校の教職員・OBの有志メンバーで構成されています。

会場いっぱいの参加者。労働組合委員長と北山良三市議が講演

 会場となったクレオ大阪西の会議室には、現役の教職員、教職員OB、保護者、学童指導員、新婦人の会や生活と健康を守る会、共産党の地域支部のメンバーなど、多彩な方が会議室いっぱいに集まりました。此花区のせと一正前市議も参加しました。

 主催者あいさつのあと、大阪市学校園教職員組合委員長の宮城登さんと、北山良三日本共産党大阪市会議員団長が講演しました。

 宮城さんは、学校選択制、幼稚園民営化、学テ結果公表、教育委員会制度改悪など、「戦争する国づくり・人づくり」をめざす安倍「教育再生」の突撃隊となっている橋下市政の実態を告発。

 北山良三市議は、「出直し市長選挙」で橋下氏がビラや演説会で訴えたことのほとんどがデタラメであることを、彼らが配布したビラをもとに詳しく報告。とくに子育て・教育予算を平松市政時代に比べて5倍化したと宣伝していることは、橋下氏が「重点政策」とした項目だけを比べたもので、教育予算全体では大きく減らされている実態を報告しました。

中学校給食、幼稚園民営化、就学援助──多彩な意見が出されました

 その後の参加者の意見交流では様々な意見が出されました。

 此花生活と健康を守る会の松岡さんは、就学援助を受けている世帯が此花区では4割にのぼることを紹介し、新婦人や民商とともに制度の改善を求めて行政に働きかけている経験を報告しました。

 此花区内の小学校で栄養士をされている方は「来年度から中学校で全員給食が実施されるけれども、現場は追いついてない。献立は大阪市が考えるが、作るのはお弁当業者で、業者の姿勢によって味に差が出る。温かい汁物がなく、決められたお弁当箱に入って届くので、量の調節ができずおかわりもできない。カレーライスの時はレトルトパックが乗っかっているだけ」と発言。会場からは「これで給食といえるのか」との声があがりました。

 西淀川区内の小学2年生のお父さんが手を挙げ、「子どもが持ち帰ったプリントには、給食費を滞納した場合に、銀行口座の取引状況や給与の支払い状況などについて開示することに同意せよと書いてあった。驚いてそのままにしていたら、校長から電話があり、『同意できない』と言うと『そうでしょうね』と言われた」と発言。これには「大阪市はそこまでやっているのか」と驚きの声が上がりました。

 「幼稚園の民営化の動きは今どういう状況か」との質問が出され、北山議員は、「昨年12月議会で橋下市長が提案した第一期の廃止対象の幼稚園19園のうち14園が否決された。しかし、その翌月の今年1月に大阪市は性懲りもなく当初の計画どおりに民営化をすすめる方針を表明した。また橋下市長は保育所も一部を民営化しようとしている」と報告しました。

 此花区で学童保育の指導員をしている女性は、北山議員の報告で大阪市の決算がずっと黒字であったことを知り、「学童保育の補助金は十数年間ずっと変わっていない。とても腹が立つ」と述べました。

教育の問題を教職員と地域とがともに考えていこう

 最後に伊藤事務局長は、教育の問題を地域の方とも語り合える場をつくりたいとこの「つどい」を開いたと述べ、今後の西大阪教職員日本共産党後援会のとりくみとして、①西大阪地域の子どもと教育を守るとりくみの一端を担い、奮闘すること、②地域の子どもたちの学習支援に協力すること、③地域の方々と教育・子育ての様々な要求・悩みを語り合うとりくみをすすめること、この三つの方向で活動していきたいと述べました。

  非常に有意義な「つどい」でした。橋下市政のもとで教育現場や保護者の中で矛盾がさらに広がっていることが伝わってきました。活発な意見交流が行われましたが、もっと時間があればよかったなと感じました。2回目のつどいが楽しみです。(HH)

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